====== Miniscript、v1.6にアップデート ====== ===== 内容 ===== まずここ見て下さい。 https://miniscript.org/files/MiniScript-Release-Notes.txt ===== 内容を抽出 ===== ==== 演算子の追加 ==== x=1 x+=5 print x と言う形での記載が可能です。これはすごい便利。 ==== print文の仕様追加 ==== print "a"," " print "b" これでPrintによる出力を1行にまとめることができます。 ==== 組込関数の追加1 ==== refEqualsという関数が追加になってます。 これは、2個のValueが同じ内容かを確認できる関数みたいです。 リストとかに使うと便利そうですね。 ==== 組込関数の追加2 ==== stackTraceという関数が追加になってます。   これはコールスタックを戻り値として返すもの。 組込関数でデバッグやスタックいじる時に役立ちそう。 ===== その他の変更点 ===== ほとんどはバグフィックスなのですが、一個仕様で大きな変更があります。 それは、言語組み込みにおいて引数が追加になっていること。 以下、C#の組み込みソースを引用。 //標準出力先の指定 interpreter.standardOutput = (string s,bool t) => Debug.Log(s); interpreter.implicitOutput = (string s,bool t) => Debug.Log($"implicit {s}"); interpreter.errorOutput = (string s,bool t) => { //エラーログ出力。(Unity側のエラーとして動く) Debug.LogError(s); }; 古いバージョンではstringを引数とするだけでよかったんですが、上記のようにbool型の変数も必要になってくるとのこと。 この内容は改行が必要かどうかを指定できるようにする、というものみたいです。 ===== まとめ ===== ということで、より使いやすくなったMiniscriptを使ってみてはいかがでしょうか。